SERVICE MANUAL
図面マークアップ機能
最終更新: 2026-03-12

図面マークアップ機能
図面マークアップ機能の概要
図面マークアップ機能」は、「図面中の符号への説明付与」や「表/化学式/数式のテキスト化」を行うことができる機能です。図表を見やすくできるとともに、テキスト化した後に「指示」をすると、マークアップした(テキスト化した)情報が自動的に取り込まれて処理されるため、回答の出力品質を向上させることができます。
図面中の符号への説明付与
構造図面などの符号に説明を付加する機能です。なお、図面10枚当たりで指示数を1消費します。
本機能を利用すると、ラベルが図表に重ねて表示されるため、図面中の構成要素が何なのかを短期間で把握することができます。また、ラベル右側の「コメント」ボタンを押すと、明細書中の用語説明も合わせて表示されるようになります。
表/化学式/数式のテキスト化
図表・化学式・数式などをテキスト情報に変換してくれる機能です。なお、図面5枚当たりで指示数を1消費します。
本機能を利用すると図表を簡単にテキスト化することができ、また、一度マークアップ(テキスト化)を行えば、以降は自動的にマークアップされた情報が取り込まれて、サマリアが解析処理を行うようになります。
図面マークアップ機能の使い方
以下の手順で図面マークアップ機能をご利用ください。
図面マークアップの選択
対象の特許文書を個別に読み込み、文書読解パネルを表示します。右上の「図面」ボタンを選択し、図面ビュワーを別ウィンドウで開きます。
図面ボタンの選択
図面ボタンの選択
なお、図面ビュワーを開いた際、表・化学式・数式については、チェックボックスを選択しないと、右側にリスト表示されませんのでご留意ください。
表・化学式・数式のチェックボックスを選択
表・化学式・数式のチェックボックスを選択
画面右上の「全選択」ボタン、あるいは、リスト表示された各図面の「未選択」ボタンを選択して、マークアップ対象の図面を選択します。選択すると「選択中」の表示に変わります。
マークアップ対象図面の選択
マークアップ対象図面の選択
対象図面を選択した状態で「マークアップ」ボタンを選択します。「図面中の符号への説明付与」と「表/化学式/数式のテキスト化」の2種類のプルダウンメニューが表示されますので、利用する機能をクリックします。
「マークアップ」プルダウンメニュー
「マークアップ」プルダウンメニュー
「図面中の符号への説明付与」の利用
符号の説明付与」ダイアログが開きます。解析対象と消費指示数を確認し、「図面の符号に説明を付与する」を選択して処理を実行します。
符号への説明付与を実行
符号への説明付与を実行
処理を行うと、ラベルが図表に重ねて表示され、図面中の構成要素が何なのかを簡単に把握することができます。また、各ラベル右側に表示されている「コメント」ボタンをクリックすると、明細書中の用語説明も合わせて表示されます。表示された明細書中の用語説明は、右下のボタンをクリックして「クリップボードへコピー」して保存することも可能です。
図面へのラベル・コメント表示
図面へのラベル・コメント表示
なお、ラベルはドラッグ&ドロップをして移動させることもできます。また、図面を回転させるとラベルも回転するため、読みやすい状態が保たれます。
「表/化学式/数式のテキスト化」の利用
図面のマークアップ」ダイアログが開きます。解析対象と消費指示数を確認し、「図面のマークアップを行う」を選択して処理を実行します。
図面マークアップを実行
図面マークアップを実行
表のテキスト化
図表が表形式でテキストに変換され、画面上部に表示されます。また、右下の「ダウンロード」ボタンより、クリップボードへコピーやExcel形式、CSV形式で保存することもでき、表計算ソフトへそのままダウンロードすることも可能です。
図表のテキスト化
図表のテキスト化
マークアップした後、文書読解パネル画面で「更新」ボタンをクリックすると、自動的にマークアップされた情報が取り込まれて画面にも表示されます。
テキスト化の情報の取り込み
テキスト化の情報の取り込み
化学式のテキスト化
化学式がSMILES形式というテキスト形式に変換され、画面上部に表示されます。また、右上のボタンより、「クリップボードにコピー」をすることもできます。
化学式のテキスト化
化学式のテキスト化
マークアップした後、文書読解パネル画面で「更新」ボタンをクリックすると、指示の際に画像ではなくSMILES形式の化学式が参照されるため、出力品質が向上しやすくなります。
SMILES形式の情報の取り込み
SMILES形式の情報の取り込み
数式のテキスト化
数式がLaTex形式の数式に変換され、画面上部に表示されます。また、右上のボタンより、「クリップボードにコピー」をすることもできます。
数式のテキスト化
数式のテキスト化
マークアップした後、文書読解パネル画面で「更新」ボタンをクリックすると、指示の際に画像ではなくLaTex形式の数式が参照されるため、出力品質が向上しやすくなります。
LaTex形式の情報の取り込み
LaTex形式の情報の取り込み
通常、図面などの画像データへの指示は生成AIが苦手とするものですが、一度マークアップするとマークアップした情報に対して指示が行えるようになるため、見落としがへり、出力品質が向上する傾向にあります。
また、マークアップした公報については、データベースにマークアップした情報が蓄えられるため、「一括指示ツール」で処理する場合も、自動的にマークアップした情報が取り込まれて指示が実行されるようになります。
図面などの収録について
なお、サマリアに公報が収録されていても、図面や化学式については各国ごとで収録状況が異なりますのでご留意ください。
対象収録国
図面日本,アメリカ,国際公開,欧州,台湾,オーストラリア
日本,欧州,台湾
化学式日本,欧州,台湾
数式日本,欧州,台湾
画像オーストラリア
PCTからの国際公開(WO)の図面データについて
PCTからの国際公開(WO)のデータは2種類あります。
1. XMLデータのもの
PATENTSCOPEの簡易検索」において、「フルテキスト」と表示されるものが該当の公報です。
XMLデータの表示
XMLデータの表示
これは、電子出願ソフトで直接、構造化データ(XML)でPCTに出願したものになります。この形式で出願されたものは、切り出した「図面」があるためサマリアにおいても図面を参照することができます。
2. OCRデータのもの
PATENTSCOPEの簡易検索」において、「このテキストは、OCR 処理によってテキスト化されたものです。」と表示されるものが該当の公報です。
OCRデータの表示
OCRデータの表示
これは、出願人がPDFなどでPCTに出願したものであり、PDFなどで受け付けたものをOCR加工してテキスト抽出したものです。
上記「2.OCRデータのもの」のうち、2020年以前のデータについては、WIPOからの提供データ(バックファイル)に図面が含まれていないため、サマリアにおいても図面が収録されていない文書となります。

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