テキストマイニング操作パネル
特許テキストマイニング画面右側には、可視化された特許検索集合の内容を理解するために役立つ操作パネルが表示されます。操作パネルを操作することにより、クラスタや出願人,権利者ごとに配色したり、キーワードまたは特許分類に基づき各特許にフラグ(目印)をつけることができます。
これにより、可視化された検索集合にどのようなクラスタ(塊)が含まれており、それぞれのクラスタに対してどのような出願人,権利者が位置しているか、企業ごとの技術ポジションを視覚的に把握することができます。また、特定のキーワードや特許分類が、可視化結果のどの位置に配置されているのか、検索集合の技術内容の分布の把握のヒントにすることができます。
操作パネル画面を以下に示します。操作パネル画面はクラスタタブと分類タブの2つのタブに分かれています。それぞれのタブの説明を以下に行います。
クラスタタブのユーザインタフェースを以下に示します。クラスタタブでは、特許検索集合に含まれる、クラスタ、出願人、発明者ごとに配色することができます。これにより、当該検索集合においてどのような企業がどのような技術領域に出願しているか視覚的に把握することができ、企業ごとの技術ポジション把握のヒントにすることができます。
| ① 切替タブ | 可視化結果に対する配色をクラスタごと、出願人,権利者ごと、発明者ごとに切り替えて表示することができます。 |
| ② チェックボックス | クラスタ、出願人,権利者、発明者ごとに表示・非表示を切り替えることができます。 |
| ③ 配色設定 | クラスタ、出願人,権利者、発明者ごとに表示色を変更することができます。 |
| ④ しおり設定 | ユーザ評価のしおりをクラスタ、出願人,権利者、発明者ごとにまとめて適用することができます。 |
| ⑤ 重要語 | 各クラスタに含まれる重要語を表示します。各クラスタがどのような技術に関するクラスタであるか理解するのに役立ちます。 |
| ⑥ サブクラスタ作成 | 可視化結果の一部のクラスタを対象として、さらに可視化処理を行わせることができます。特定の技術クラスタに対してさらに詳しく内容を見ていきたい場合に利用する機能です。 サブクラスタのクラスタリング結果は、 特許検索結果コントロールから復元することができます。 |
特許テキストマイニング画面 操作パネル クラスタタブ・ユーザインタフェース
分類タブのユーザインタフェースを以下に示します。分類タブでは、特許検索集合に含まれる、重要語、特許分類、文献番号ごとにフラグを表示させることができます。これにより、当該検索集合においてどのような企業がどのような技術領域(キーワード、重要語、特許分類)に出願しているか視覚的に把握することができ、企業ごとの技術ポジション把握のヒントにすることができます。
| ① 切替タブ | 可視化結果に対するフラグ付与を重要語、特許分類、文献番号ごとに切り替えて表示することができます。 |
| ② 検索フィルタ | 重要語、特許分類、文献番号を検索(フィルタリング)することができます。 |
| ③ フラグ付与条件 | 以下の一覧リストをクリックした際のフラグ付与の条件をORおよびANDから指定することができます。ANDの場合は、クリックした重要語、特許分類、文献番号がすべて付与された特許文献にのみフラグが付与されます。ORの場合は、クリックした重要語、特許分類、文献番号のいずれか1つが付与された特許文献にフラグが付与されます。 現在のフラグ付与条件は、操作パネル上部に式(ORの場合は+、ANDの場合は*)として表示されます。フラグ付与条件をクリアしたい場合にはクリアボタンをクリックします。 |
| ④ 一覧リスト | 重要語、特許分類、文献番号とクラスタとの関係がマトリックス形式で表示されたリストになります。重要語、特許分類、文献番号がどのクラスタに属しているのか視覚的に確認することができます。 これにより、各クラスタがどのような技術を含むクラスタなのか理解するためのヒントが得られます。一覧リストの各項目をクリックすると、当該重要語、特許分類、文献番号に対応するドット(特許文献)にフラグが表示されます。 |
特許テキストマイニング画面 操作パネル 分類タブ・ユーザインタフェース