AI自動分類

AI(人工知能)機能を用いた自動分類
AI自動分類機能

AI自動分類は、過去に付与された「しおり」、「ブックマーク」などのユーザ評価を教師データとして、人工知能が自動的に学習し、類似する特許文献を自動的に探索し、提示してくれる機能です。

AI自動分類

AI自動分類は、過去に付与された「しおり」、「ブックマーク」を教師データとして、AI(人工知能)が自動的に学習し、解析対象から文書が類似する特許文献を自動的に探索し、提示してくれる機能です。

これにより、特許検索時のノイズ除去などのスクリーニング作業を精度よく効率的に実施することができます。 また、特許文献に対する自社独自分類等の付与作業も精度よく効率的に実施することができます。

実行手順

AI自動分類機能の利用は、特別な手続きは必要ありません。 検索集合を作成し、「特許検索結果コントロール(リンク)」の特許分析メニューから「AI自動分類」を選択すると、AI自動分類ウィザード画面がポップアップ表示されます。

検索集合のうち、AI自動分類の解析対象を選択(現在、解析対象は3,000件以内です、3,000件以内の検索集合に対しては全件適用することができます)し、分類種別を「しおり」、「ブックマーク」から選択し、「AI自動分類」ボタンをクリックするだけです。

過去に付与された「しおり」、「ブックマーク」を教師データとして、AI(人工知能)が自動的に学習し、解析対象から文書が類似する特許文献を自動的に探してくれます。

「しおり」、「ブックマーク」の付与候補はリストの上位に自動的に表示されるので、文献を確認し「しおり」、「ブックマーク」を新たに付与します。推論結果に表示されたボタンをクリックすることにより、簡単に「しおり」、「ブックマーク」を付与することができます。

一定程度付与したら、再度「AI自動分類」をクリックし、リストを更新します。この作業を繰り返すことにより、数千件の特許文献に対して効率的にノイズスクリーニング、特許分類の付与を行えます。

AI自動分類においては、「適合率閾値」を設定することができます。具体的に、AI自動分類は、しおり、ブックマークを推論するとともに、推論されたしおり、ブックマークの確からしさである「適合率」が出力されます。適合率閾値を設定することにより、適合率の精度を調整することができます。

具体的には、しおり、ブックマーク等の推論結果があまりにも多い場合には、適合率閾値を高い値に設定することにより、適合率が高いしおり、ブックマークのみを推論結果に含めることができます。一方、推論結果が少ない場合には、適合率閾値を小さな値に設定することにより、適合率が低いしおり、ブックマークを推論結果に含めることができます。

適切な適合率を設定するには、検索集合、教師データにより異なるので、試行錯誤が必要になります。