BDコンサルティング合同会社は、クライアント企業の研究開発支援を事業内容としています。 特に、医療機器、再生医療に関する研究開発支援を強みとしています。
昨年、金沢工業大学虎ノ門校(KIT虎ノ門大学院)のイノベーションマネジメント研究科に通学しており、個人で利用可能な商用データベースとして授業中に紹介いただきました。 その後、他社製品と価格面、使い勝手を比較した結果、御社の「パテント・インテグレーション」の使い勝手が良かったためサービスを選択させていただきました。
国からの事業で、コロナウィルスの検査機器、ECMO(体外式膜型人工肺、重症呼吸不全患者または重症心不全患者に対して、時に心肺停止状態の蘇生手段として行われる生命維持法)など、症状が重症化したときに利用される医療機器の調査を実施する際に、論文よりも特許文献から当たる方が確度が高いと考えパテント・インテグレーションを利用しました。
パテント・インテグレーションでは、日本特許だけでなく、米国特許、欧州特許も調査することができるため、ワールドワイドでどのような研究開発が進んでいるのか、研究開発の方向性を調査するために利用しました。
「テキストマイニング機能」を利用すると、検索集合にどのようなキーワードが含まれているのか短時間で把握することができるため便利な機能であると感じています。 特にテキストマイニング機能では、比較的小規模な特許検索集合に対して出願時期、出願内容を視覚的に俯瞰することができるため、技術的な傾向を短時間で把握することができるため、発明内容を視覚的に短時間で把握でき生産的な特許分析活動を行える点が助かっています。
現在、弊社では医療機器の調査を行なっており、約200社から依頼があります。 1割程度特許の依頼があるが、JPlatPatは無料であるが使いにくいため時間がかかることが欠点と考えています。 一方、パテント・インテグレーションはリーズナブルな価格で、検索速度が早くユーザビリティがとても使いやすいと感じている。
弊社のように研究開発支援などの技術調査サービスを提供している会社にとっては、安価で専門知識がなくても利用を開始できます。 生産性の向上につながるため、ぜひ多くの企業に導入してほしいと思っています。
(取材日:2021年3月26日)